試合は開始早々からスコアが大きく動く。
2分、この試合最初のチャンスを迎えたのは藤枝。ヘディングのパスを受けた藤枝FWが落ち着いてループシュートを決め先制。
嫌な形で試合に入ったG大23だが直後の3分、DFラインの裏に抜け出した白井が右脚を振りぬき同点ゴール!!
その後も両チームが決定的なチャンスを迎える。
14分、ペナルティエリア右で藤枝が谷と1対1のチャンスを迎える。しかし、ここは右脚でナイスセーブ。その流れからG大23がカウンター。福田がペナルティエリア内に侵入し右脚でシュートを放つが惜しくも藤枝GKにセーブされる。
その後、徐々に自慢のパスワークを見せ始めたG大23。しかし26分、藤枝のロングボールをヘディングで逸らされたところをファールで止めてしまう。微妙な位置ではあったがPKの判定。28分、これをゴール右に決められ勝ち越しを許す。
なかなかチャンスを作れなかったG大23だが41分に決定的なチャンス。松田の絶妙なスルーパスに抜け出した白井がキーパーと1対1になりシュートを放つが、惜しくも好セーブに遭う。
このまま1-2で前半終了。
藤枝のロングボールからのポストプレー、クロス戦術に苦しめられた前半だった。
G大23ベンチは後半開始から伊勢に代えて塚元を投入。
後半に入りなかなかシュートまで持ち込めないG大23ベンチが再び動く。55分、同点ゴールを挙げた白井に代えて唐山を投入。攻撃陣の活性化を図る。
ボールを保持する時間こそ増えたが、変わらずシュートまで持ち込むことが出来ないG大23は早くも最後の交代のカードを切る。66分、大野に代えて中村を投入。
70分、G大23がボールをロストしたところから藤枝のカウンター。ペナルティエリア内左から中に切り込まれシュートを打たれるが枠外に逸れ、難を逃れる。
後半は引いて守る藤枝をなかなか崩し切ることが出来ないG大23。スコアが動かないまま時間だけが過ぎていく。
90分に唐山がシュートを放つもこれもわずかに枠の外。
このまま1-2で試合終了の笛。
前々節・熊本戦と同様、引いて守る相手に対しての戦い方に課題が残る内容となった。